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柱(じ)の汚れをとる方法

お稽古の時、柱が汚れていて驚いたことはありませんか?

色鉛筆や鉛筆の色が残っていたり、指で触る部分がよごれていたり・・・

糸道についた鉛筆の汚れは、しるしを消すのに使っているタコ糸でこすると、きれいになります。ついでにタコ糸をまとめて、柱をこすって、汚れが取れるときもあります。

私は、古いプラスチックの柱や体験教室で使うときなどは、洗濯洗剤で洗ったり、除菌のウエットティッシュでふいたりしていますが、洗濯洗剤で洗うと、表面の艶がおちてしまいます。

今回は、台所の洗剤で洗ってみました。艶は落ちないようですが、汚れもあまりおちないなあ…と思って、

箏屋さんにきいてみました。「やわらかい歯ブラシにチューブの歯磨きをつけて洗うと、手の油のしみのようになった部分がきれいになりますよ」とのことでしたので、

古いプラスチック柱でやってみましたが、だいぶきれいになりました。(もともと艶はなかったので、艶がどうなるかは?です。・・・やっぱり、艶は、なくなるかも?と思いますね)

先日テレビで、「脳のリラックスの為には、単純作業が良い!」とのお話もありましたので、この時期、大変忙しいかと思いますが、短い時間で柱も洗って、気分もリフレッシュしてはいかがでしょうか?!

もちろん、洗った後は、流水で洗剤を流して、柔らかいタオルでふいて、よく乾かしてくださいませ!柱は大切ですから、長く大事に使いましょうね♪(雅礼瑤)

左)洗った後、右)古い柱で洗う前、です。

2023.6.17